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グループ農場で大豆の有機栽培が順調 アントニーファーム通信①

2023/09/29

グループ農場で大豆の有機栽培が順調 アントニーファーム通信①

iFood(株)のグループ企業アントニーファーム(株)では、今年も有機大豆の栽培が順調に進んでいます。山口県宇部市万倉地域にある2ヘクタールの農場は令和4年8月18日に設立され、最終的に20ヘクタールほどになる予定です。大豆の栽培は昨年の6月から始まっています。

「この土地はもともと水田でしたが、水田は水はけが悪く、大豆は水はけが悪いと発芽しないといわれているので明渠を掘ったり、サブソイラ(機械で圃場の基盤を割り水はけを良くする)をかけたりし圃場の改善を行っています。そのうえで土壌改良のために、土壌の成分を解析し、必要な成分の散布と牛糞の散布を行いました。」と話してくれたのは佐藤副所長。
今年も6月に2haの農地に播種(種まき)が行われ、すでに発芽、中耕・培土や草取りが行われています。

ちなみに中耕・培土は、大豆の畝間を耕す「中耕」と、中耕された土を株元へ被せる「培土」に分かれていますが、中耕は除草効果、培土は土寄せを目的としており、それに付随して、他にも様々な効果が得られます。
「昨年は天候不順や雑草の多さ、カメムシの異常発生など有機栽培であるための苦労も多かったようですが、昨年の経験を活かし天候を見ながらの播種・中耕培土及び雑草対策を行っておりますが、自然相手であり、特に有機栽培は難しい点が少なくなりません。それでも収穫に向けて作業は順調に進んでいます」と佐藤副所長。

収穫が近くなったらまたアントニーファームの大豆づくりを報告させていただきます。